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開発の経緯

なぜ「新連携」を結成し、多関節ロボットによる「ハイブリッド洗浄機」を開発するに至ったか?
ここでは、森合精機をはじめとする複数の企業が手を取り合うまでの詳しい経緯をご説明いたします。

ハイブリッド洗浄機 開発のきっかけ

部品洗浄の分野において、気中洗浄の限界と、フレキシブルなロボットの必要性が長い間テーマにあがっていました。気中洗浄では洗浄能力が足りず、ノズルの本数をいくら増やしても、水が強く噴射されない個所や袋穴に、切りクズや汚れが残ってしまうのが現状でした。

この問題点をどうやってクリアしていけばいいか。
そしてものづくりの現場に、もっと確かな洗浄力と満足を提供したい。

そんな想いから立ち上がったのが、森合精機をはじめとする、部品洗浄の現場にかかわる技術者たちでした。以前からあたためていた構想を、協力体制で開発に導き、新連携という形で発表しようという目標のもと、日々の研究と試行が始まりました。

ハイブリッド洗浄機 開発までの道程

洗浄力が左右する未来の安全

開発におけるいちばんの課題。それは「洗浄力の強化」でした。

近年、日本の自動車業界はますます高品質を極め、自ずと部品にもクオリティーの高さが求められるようになりました。エンジンが複雑、小型化してきているため、0.1ミリといった微小な異物が、重要な回路をつまらせるなどの問題を起こしてしまうからです。
そこから、「自動車部品や機関部品には高精度な洗浄が不可欠」という結論に至りました。

高性能の誉れ高い日本車の、さらなる安全のため、部品洗浄のエキスパートたちが立ち上がりました。


新連携が可能にした洗浄機の理想形

技術者達が目指したのは、「新連携だからこそできること」
複数の企業が力を合わせ、効果の高い製品づくりを。現場の声を反映した洗浄機を。

そこから着目した点が、「多関節ロボットの汎用性」でした。
6軸の三次元動作をするロボットは、人間の手と同じ動きをし、洗う個所を自在にティーチングできます。これにより形や大きさの違う複数の部品を洗浄することが可能になりました。


技術者たちの果てしなき追求

いくら動きの自由度が大きくても、洗浄力が弱ければ、部品洗浄の本来の目的を果たすことができません。
さらに洗浄力を追求するため、水と空気を同時に噴射して洗浄力を高め、さらに水中でも洗浄力が落ちないよう、ノズルの洗浄能力を最上レベルにまで高めました。膨大な電気エネルギーやノズルの本数に頼ることなく、水圧と気圧のみでユーザーにご満足いただける洗浄力を実現しました。

技術者たちは、環境への配慮もおろそかにはしませんでした。膨大なエネルギーを要する電気の力に依存することなく、自然の産物たる水と空気で、高い洗浄力を得ることに成功しました。
その結果、余分なエネルギーと光熱費が大幅にカットされ、地球にも企業にも優しい、多くの人たちが求めてやまない洗浄機が誕生しました。

発想段階から開発、そして製品化まで約2年。
「新連携」から始まった「ハイブリッド洗浄機」は、こうして産声をあげたのです。


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